イントロ♪が流れてくるだけで、悲しい気持ちになる。。:゚(;´∩`;)゚:。
孤独な男の空虚な心情を描いたこの悲しいバラードは、円熟したスティングの魅力そのもの。
名作との呼び声の高い、孤独な殺し屋と少女の物語『レオン』のエンディングにも使われ、感動を呼んだ。
この曲で描かれるのは、ポーカープレイヤーの物語。
スティングは、単に金に目が眩んだギャンブラーを描くのではなく、運任せに思える勝負の中に隠された勝ち負けの法則を見出そうとする姿を曲中に描いた。
“Shape Of My Heart”は1993年のリリース当初はU.K🇬🇧チャートで、セールス面で伸び悩んだが、1年後世界中で人気を博した映画🎦『レオン』のエンディングテーマに起用されたことで、世界中で流行った。
『レオン』は、1994年のフランス🇫🇷・アメリカ合衆国🇺🇸のアクション映画。
監督はリュック・ベッソン、出演はジャン・レノとナタリー・ポートマン。
ニューヨークを舞台に、孤独な殺し屋と麻薬密売組織に家族を殺された少女の交流と復讐の戦いを描いている。
イントロが流れてきただけで、レオンとマチルダの悲しい別れのラストシーンが目に浮かぶ…
映画のラストでは、レオンはSWAT部隊の執拗な攻撃により追い詰められ、脱出間際で悪徳刑事スタンフィールドに背後から撃たれてしまう。
死の間際、体中に装備した手りゅう弾のピンを抜き、スタンフィールドと共に爆死。
身を挺して「マチルダの仇」を取った。
レオンは死んでしまい、唯一の身寄りだった彼を失ったマチルダ。
愛する人を失うというラストシーンは『悲劇』だ。
でも、本当に悲劇なんだろうか…🤔
レオンは死を迎える直前、マチルダとの最後の会話となったシーンにおいて、彼女にこう言った。
❝君は俺に生きる望みをくれた
大地に根を張って暮らしたい
独りにはしないよ❞
『掃除人』という身の安全が不安定な仕事から足を洗い、マチルダと二人で幸せに暮らしたい。
レオンの本音がもっとも現れたセリフだった。
そして、マチルダの手によってレオンは校庭に植えられ、ようやく❝地に根を張った生活❞を手にすることができた。
そして何より、ずっとマチルダと一緒にいることが叶った。
観葉植物🌱となったレオンは、校庭からマチルダの成長をずっと見守ることができるようになったからだ。
レオンの願いが、ようやく叶った瞬間だった。
にほんブログ村