1984年以来、オリジナルアルバムを年1作のペースでリリースしており、1998年もリリースに向け創作活動を続けていたが、1998年6月にベストアルバム『Neue Musik』の発売が決定し、オリジナルアルバムの発売が延期されることになった。『Neue Musik』には「(オリジナルアルバムは)1999年5月下旬発売予定」と書かれたリーフレットが封入されていたが、その予定も延期されることになり、最終的には前作『スユアの波』より約2年振りとなる1999年11月に発売となった。
タイトルの『FROZEN ROSES』は、プロデューサーである松任谷正隆が「バラ(ローズ)という言葉を使いたい」との意見が反映され、「たとえもろくても冷たくても、切なさを永遠に留めておきたい」という思いも込められている。
サウンドとしては前作が松任谷正隆にとって「完成形」であったため、本作ではエンジニアや機材を大幅に刷新して録音されており、インターネット回線を利用したミックス作業などもユーミンの作品として初めて取り入れられた。こうした変化も手伝って、全体的に豪華なアレンジの楽曲が多いアルバムとなっている。ジャケットのイラストは大橋歩が手掛けた。
《大橋歩》
日本のイラストレーター、デザイナー。週刊『平凡パンチ』の表紙のイラストを創刊号から担当したことで知られる。
このイラスト表紙の中に中井貴一がいます。🤣
1992年にリリースした『TEARS AND REASONS』から1997年の6枚のアルバムは、以前のような胸がときめくようなキャッチーな曲が影を潜め、ユーミンの冬の時代だったとおいらは思う。ユーミンは毎年、冬の季節にアルバムリリースしてたけど…🥴
この6枚のアルバムの中から、唯一、感動して涙がでたのは『スユアの波』に収録されている(スユアってなんや??🤔)❝サニー・デイ・ホリデイ❞だった。劇的なイントロに、胸が一杯になる美メロ✨エモい歌詞からようやくユーミンの長い冬の時代も終わりそうやな🤔…と、思って次のアルバムを大いに期待したのがこの『FROZEN ROSES』だった。そしてまず、アルバムを通して聴いて❝8月の日時計❞を見つけた時は、嬉しかった🤠 声が少し低くなったな🤔…と気付いた曲でもあった。
とはいえ、まだまだあの胸キュン💓!になるようなミディアムがないと感じた。おそらく完全復活!とはいかないのだろうと思ってしまった。正直言って、やはり荒井由実名義の4枚の1枚でも超えるアルバムはもう出ないと思った。もちろん松任谷由実のアルバムには、『流線形’80』『悲しいほどお天気』『昨晩お会いしましょう』『REINCARNATION』『PEARL PIERCE』等の名作もあるが、荒井由実名義の4枚のアルバムにはやはり及ばない。
随分と偉そうに言ってるけど、数千枚売ってきてる立場やから言ってもいいよね(◡ ω ◡)オリジナル・アルバム49枚中、47枚持ってるユーミンフリークだしね。(◠‿◕)
次に感動したのは、2002年にリリースされた『Wings of Winter Shades of Summer』に入っている❝ただわけもなく❞だった。
この曲は強烈に感動した!( ꈍᴗꈍ) 急に視界が開け、眼前に入道雲がモクモクと湧いてた夏の真っ青な大空が見えたのだ👀。胸が、スーッとする爽快感を味わった。正隆ちゃんの素晴らしいアレンジだ。ユーミンは昔のユーミンに戻ってきた気がした。まさに、❝ユーミン万歳!❞である。
その後、2010年にユーミンの感動(≧▽≦)の名曲が2曲生まれた。ポップ🍭なミディアム❝バトンリレー❞&感動のユーミンらしいスケールの大きなバラード♬❝ダンスのように抱き寄せたい❞(TT)だった。
感動のギター・ソロは、ディーン・パークス
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ここ30年くらいのユーミンの新曲とは疎遠でしたが、コラムであげていただいていた曲の中では「サニーデイ・ホリデイ」が1番好きです。
これは全盛期のユーミンの作品に劣らない名曲ですね。
他の曲も良かったのですが、どうしても全盛期の彼女の作品と比べてしまいます。
そうやろね。俺もそうだわ。桑田佳祐にしろ、達郎にしろ歳を重ねる毎ごとに以前のようなウキウキするようなポップ感が落ちたような気がするね。それはどうしても避けられないのかも知れない。声も出なくなってくるしね。ただ、竹内まりやはまだまだボップ度に陰りはないようにおもう。