🌟.゚突然の贈り物🌟.゚🎙大貫妙子
作詞:大貫妙子
作曲:大貫妙子
編曲:坂本龍一
個人的には坂本龍一とは相性がとても良さそうに思う。
間奏の松木恒秀のギター🎸がとてもいい!👍🏻
大貫の声や歌い方もいい。
ヴォーカル重視なので詞が入ってきやすい。
この歌唱については、盟友の山下達郎氏がラジオで「短くぼつぼつ切るのが気に入らない(笑)」と言っていたけど…(笑)
【歌詞の解釈】
元彼は自由人…
でも、この女性にとってはただ一人の想い人♡彡であり今でも想いは残る…
「突然の贈りもの 甘く香る花束💐」
別れも告げずに去っていった彼から、6年も同じ場所で一人で暮らしている彼女の元に花束が…
それは街に戻って来たという知らせと、申し訳なかった…という元彼からの無言のメッセージ…
「置き忘れたもの 何もかも そのままにあるの」
一緒に暮らしていたんだろう…いつかまた戻ってくるかも知れない…だから彼の本やレコードはそのまま捨てずに置いてあるの…
「あなたの気まぐれに付き合った仲でしょう?」
ここが泣ける…(TT)
彼の気まぐれに振り回されながらも、その都度、許し、受け入れてきた。
付き合っていたけど実は、曖昧な関係だったのかも知れない、
自由人の彼には複数の女性の影があり、そのことを問い詰めると「君だけだよ」と言ってはぐらかされていたんだろう。
だから「嘘だけは嫌なの」と…
「嘘までついて付き合って欲しくない…」というところか…
「待ち合わせた店も名前を変えた」
6年もの歳月が流れ、周りは様変わりしているのに自分だけは変わらずこの街に今も住んでいる。
想いもそのままに…
「初めて会った時のように心が震える…」
この一節に、彼女の彼に対する本心が見える。
まだ想いは残る…
でも、自分からはアプローチはしない…
会いに来てくれるまで待つわ…
「皆とはじめた 新しい仕事にもなれて 元気でいるから 安心してね」
無言で彼女の元を去った事に後ろめたさを感じている彼に気持ちの負担をかけないように言ったのではないだろうか…
彼女の控え目な優しさが泣ける…
大貫妙子アルバム『MIGNONNE』収録曲。
『Mignonne ~ミニヨンヌ』はフランス語で「ミニ四駆」ではなく「可愛らしい、愛らしい」という意味です。
“横顔” “突然の贈り物” “海と少年”など、矢野顕子、竹内まりや、槇原敬之らがそれぞれカヴァーした名曲•¨•.¸¸♬が数多く収録された大貫妙子3枚目のオリジナル・アルバム。
ヨーロピアン・サウンド志向の3部作『ROMANTIQUE(ロマンティーク)』『AVENTURE(アヴァンチュール)』『Cliche(クリシェ)』へとつながる重要作。
アルバムには、アレンジャーは坂本龍一と瀬尾一三が担当し、細野晴臣、高橋幸宏、鈴木茂等、豪華メンバーが参加。
海外で特にシティ・ポップとして、人気が沸騰している“4:00A.M.”収録。
大貫妙子 の人気曲と言えば、SugarBabe時代の“蜃気楼の街” ソロでは “愛は幻” “約束” “One’s Love” “時の始まり” “都会” “Summer Connection” “色彩都市” 等、多々あるけれど、敢えてこの“突然の贈り物” にしたというのは、まりや様もカヴァーしたくらいの名曲だし、なんとも歌詞が優しいし、男の俺でも主人公の気持ちにシンパシーを覚えてしまう。
女性の優しさと包容力に溢れる名曲だと思う。
自由で、気まぐれな若い時の自分にも、こんな女性がいたような気がするのだ。
湘南山の手の藤沢辺り…生暖かい春風が頬を撫でるよく晴れた日の薄暮時。小高い丘から続く道…ずいぶんと歩いてきた…遠くには薄らと、三浦岬が見える…過去をなぞるように届いた葉書を胸に抱いて思いつくままあてもなく…ずっと心の何処かに小さくぶら下がっていた貴方への想い🤍…でも、いつかは会えると信じてる。これから会いにゆくわ!何もかも捨てて…
ってな感じか…(´∂ω∂`)☆テヘッ
大貫妙子の頼りなさげで、消え入りそうな声が、この女性を細くて気弱そうに思わせるけれど、実はこの女性…本当は芯の強い女性なのかも知れない。ウンウン”( ᴗ ᴗ)
大貫妙子の詩は、フランス🇫🇷映画のようで、聴いた人それぞれの解釈があると思う。陰に潜む、本当の気持ちを探りたくなる。🤔💭モノクロームな世界観を持つ彼女だけど、”色彩都市”なんて曲も歌っている。ルックスや歌声の透明感、纏う雰囲気は原田知世とダブる。
シュガー・ベイブ
山下達郎が語る「SONGS」40周年と大瀧詠一
https://natalie.mu/music/pp/sugarbabe
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【参加ミュージシャン】
渡嘉敷祐一 Drums
細野晴臣 Bass
松木恒秀 Guitar
坂本龍一 Keyboards
浜口茂外也 Percussions
山畑松枝 Harp
多グループ Strings