《J-POP♬シティ・ポップ🎶》
🌟”あなたに届くように“は、松任谷由実の34枚目のオリジナルアルバム『A GIRL IN SUMMER』収録曲🎶
⚪リリース:2006年5月24日
佳曲揃いで、”ユーミン復活!”のような印象を抱いたアルバム。それでも、往年の強力な超ポップな🍭曲はない。そんな感じで1曲1曲は強くないけどそれでもアルバム全体の統一感がいい!それが、このアルバムの良さだ。
“夏だ!ビーチだ!コカ・コーラだ!”という真っ赤な☀夏!のイメージでは無く、全体を通してジャケットのような、ピーカン🌞ではない虚ろな曇天の夏の日🌦に1人海辺に佇んでいるような、切なさや感傷が漂っている。決して暗い気持ちではない。ただなんとなく海に来て…という感じ…
特に、この”あなたに届くように”なんてのは、未だに頭から消せない懐かしい、元彼に会いたがっている…という、今どきの女性が絶対にしないような事を思っている。
手紙形式の歌詞が大人の新鮮な初々しさ✨に、溢れた楽曲♬
あなたに届くように/松任谷 由実
序盤と終盤には波音のSE🌊を挿入する演出も手伝って、夏の海の感傷に浸る事ができる。海で騒いだりするよりも、独りで海に来て、沖から寄せる波をぼんやりと眺めている雰囲気…それがなんだか大人の夏🌞…って感じで心地よい( ꈍᴗꈍ)
もう そちらでは夏のようですか
また いつか訪ねてもいいですか
わけもなくとび出した
行く先のないチケットを抱いて
あてもなく降り立った
あの日のことは覚えています
ずぶ濡れの私を
あなたはどう思ったでしょうね
もう そちらでは夏のようですか
また いつか訪ねてもいいですか
何もいわずに 何もきかずに
うけとめてくれて ありがとう
お元気ですか かわりなく
庭のサクラは終わったけれど
立ち止まり ふりかえる
いつしか くせがついてしまった
さよならはとうとう
ふたりともいえなかったね
あのとき私が置き忘れた
苦い思いではまだありますか
できることなら とりに行きたいと
思う今日このごろです
もう そちらでは夏のようですか
また いつか訪ねてもいいですか
あなたの顔も 忘れかけても
無性に会いたくなるんです