《Ｊ-POP♬シティ・ポップ🎶》
⭐『DAWN PURPLE』松任谷由実 23枚目のオリジナルアルバム収録。
⭐リリース：1991年11月22日
《チャート最高順位🔝》
⚪オリコンチャート 週間 1位👑
⚪オリコンチャート 1992年年間 3位
🌟ゴールドディスク ミリオン（日本レコード協会）
🌟第6回日本ゴールドディスク大賞アルバム賞ポップス部門（女性）受賞🏆
アルバムタイトルにもある「PURPLE」とは、「人間が初めに見る色」を意味している。胎児が出産時に感じると言う『紫』の色や、夜明け前の空の「紫」の色等、色々な「初めてみる色」の意味が含まれている。アルバムのテーマは”セカンド・バースデー”
このタイトルを思いついたきっかけは、1991年6月7日のピナトゥボ山大噴火であった。大量の火山灰が成層圏に吹き上げられ、地球規模の異常気象が生じ、関東平野でも深暗紫色に染まった幻想的な夜明けが観測された。この夜明けにインスピレーションを受けて『DAWN PURPLE』というタイトルを思いついたとのことである
1991年12月2日付アルバムチャートにてオリコン史上初の初動ミリオン✨を達成する！
CD・CTの初回盤はジャケットを上から見て、ユーミンの目に当たる部分が円で、後は四角形が並んでいる透明のプラスチックの板が装入されていた。このジャケットについて、ユーミン本人曰く「パーマンと言われます。｣とのこと😁
1992年第34回日本レコード大賞ポップス・ロック部門優秀アルバム賞受賞🏆（日本レコード大賞に関する受賞は、現在のところ本作が最後の作品となっている。
“遠雷“はしっとりと聴かせるバラードナンバー。サックスやベースが前面に出たムーディなチューン♬だけど、愛に冷めてしまった恋人を描いたもので、梅雨時のジメジメした雰囲気が漂っている。二人で同じ部屋にいながら、お互いに無言で遠雷の音を聞いている…「ああ 遠雷の音 キャノンボールみたい 新しい夏 もう そこに来ているの」という歌詞が、あまりにも悲しい…(TT) もう、会話もすることもない二人になってしまったのか…(TT)
とても悲しい歌だけど、ユーミンの少女のような声が、ちょっと女の子に同情してしまう…
遠雷というタイトルで、その場所の距離感や空間を感じられる。
黙ったまま流れる午後
窓つたう雫 冷めたカップ
ペイズリーの煙草のけむり
嫌われようとしてたのね
もういいわ 意気地なし
気づかぬふりをして ひきとめただけ
過ぎた日々に 耳を寄せる
乾いた巻き貝 はじけた恋
閉じ込めてた ビー玉の泡
灯りはまだつけないでね
仄白い部屋中の ぼやけた輪郭が消えてゆくまで
ああ 紫陽花の雨 エメラルドの涙
二人 膝をただかかえ聴いている
名前もまだ知らない頃
ふりかえった肩 もう見れないの
あの眩しいブロンズの肌
こんなに近くにいるのに
なぜか思い出せない
本気で怒ったり 泣いたことさえ
ああ 遠雷の音 キャノンボールみたい
新しい夏 もうそこに来てるのに
ああ 紫陽花の雨 エメラルドの涙
二人 膝をただかかえ 聴いている
ああ 遠雷の音 キャノンボールみたい
新しい夏 もうそこに来ているの
この頃から歳のせいか、ユーミンのアルバムがどれも同じように聴こえて、聴かなくなってしまいました。ゴメンナサイ。
「遠雷」というと永島敏行と石田えりが主演した映画を思い出してしまいます。
そして何故か脳内ではSMAPの「ダイナマイト」が流れてきます。
「ダイナマイトなハニーでもいいんじゃない？ユー・アー・ザ・ダイナマイト〜！」って。
ユーミンがポップな曲をかけていたのはここまで。そしてアルバムが売れたのもこの辺りまでやね。