80’sミュージック・シーンの幕開けとともに、いきなり彗星🌠のように現れたシーナ・イーストン💋
彼女は80’sサウンド🎵の象徴のようなシンガーだ。
その歌声は端正✨な容姿に似合わず、力強い!
WAVEに入社して、いきなり船橋西武に赴任した時、WAVE船橋店に、シーナ・イーストンに似た美人の鈴木さんという先輩社員がいた。
俺の中では、シーナ・鈴木と名付けた。
特に関西人が苦手の人で、視線も合わさず俺は顎で使われていた。
「何だよぉ〜!」
「ちゃんとやれよなぁ〜」
といった感じで、男言葉を使うヤサグレ感と美しい顔とのギャップのある人だった。
シーナ・鈴木はいつもカウンターで作業をしながら、俺とは目も合わせずにこう命令してくる。
シーナ・鈴木「斎藤さん!ゴミ捨ててきて!」
俺「ハイ!ハイ!」
シーナ・鈴木「ハイ!は1回だよ!」
俺「ハーイ⤵️」
シーナ・鈴木「斎藤さん、コレ品出ししてきて!」
俺「ハイ!解りました!」
シーナ・鈴木「のじ(休憩)行ってきて!」
俺「ハイ!行ってきます」
シーナ・鈴木「そろそろ自分で判断して行きなよ!?」
俺「ハイ!すんません!」
俺はとにかく、シーナ・鈴木の指示には従順に動いた。
2ヵ月が過ぎた頃...
突然、シーナ・鈴木が俺をこう呼んだのだ。
「サイトウ!このテープ検品して」
なんと!呼び捨てに変わったのだ!
「俺、なんか怒らせるようなことしたか!?」
それでもシーナ・鈴木の顔は笑っている…
「なっ何!?」
後で、他の先輩女子社員に聞くと、
彼女が呼び捨てにするのは、彼女の精一杯の親しみを込めた呼び方らしい。
俺は「勝った!」と思った。
何故、シーナ・鈴木は俺に対する態度が変わったのか…
それは、ユーミンの“昨晩お会いしましょう”のNEWアルバムのステージを俺が徹夜して造ってからだと思った。
俺の仕事ぶりを初めて認めてくれたんだろう。
何でも一生懸命するもんやね。
シーナ・鈴木が堕ちた瞬間だった!
『シーナ・イ〜ストン!⤵️⤵️』と…
シーナ・イーストンが、見事なシンデレラ・ガール👗なら、シーナ・鈴木は、見事なツンデレラ・ガール”だった。
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