イントロ♬が流れてくるだけで、鼻の奥がツン!(TT)ってなる。
懐かしさが胸に込上げてくるからだ。
ギルバート・オサリヴァンは、イギリスのアイルランド🇮🇪系シンガーソングライター。
1972年にリリースされると、アメリカ🇺🇸の❝Billboard Hot100シングルチャート❞と❝イージー・リスニング・チャート❞で計6週連続1位👑を獲得した。
また、チャート番組『American Top 40』が集計した1970年代のベスト50曲では5位(デビー・ブーンの❝恋するデビー❞が1位👑となった。
イギリス🇬🇧では、❝全英シングルチャート❞で3位⬆️を獲得した。
日本のチャート💹では❝オリコン洋楽シングルチャート❞で1972年10月23日付から5週連続1位👑を獲得している。
俺たちの世代にはこの曲には色んな思い出があると思う。恋もした多感な16歳🧒の頃…
このアルバムはおいらも持っていた。歌とギルバート・オサリヴァンとのルックスのギャップにちょっガッカリしたように思う(笑)
他に収録されてた曲は、全く覚えてないなぁ〜
でも、キンモクセイが匂ってくる頃に、この曲が流れてくると、高校生ながらにもメランコリックな気分になったのを覚えている。
個人的に思い出す女の子もいるし、失恋💔ソングのようなものだった。
“アローン・アゲイン”の曲を聴いて、キュン💓と来ない人はおそらくいないんだろうね。
本来、この歌は失恋💔ソングなんかではない。
陰鬱なテーマであっても表現次第で多くの人の心を捉え得ることを示しているのだ。
In a little while from now
If I’m not feeling any less sour
I promise myself to treat myself
And visit a nearby tower
And climb to the top
Will throw myself off
In an effort to
Make it clear to whoever
Wants to know what it’s like when you’re shattered
今から少し経っても この気分が晴れないのなら
自分に誓ったんだ 近くの塔に登って
身を投げてやろうって 打ちのめされた人間が
どんなことになるかっていうことを
知らしめてあげるんだ
Left standing in the lurch at church
Were people saying, my god, that’s tough
She stood him up
No point in us remaining
We may as well go home
As I did on my own
Alone again, naturally
教会に佇み 周りが言う
「もう充分だ 彼は婚約者に見捨てられ
私たちがここに残る理由は無い」と…
僕らは家に帰ることになるだろう
自分から仕掛けたように
僕はまた一人になった ごく自然に…
To think that only yesterday
I was cheerful, bright and gay
Looking forward to who wouldn’t do
The role I was about to play
But as if to knock me down
Reality came around
And without so much as mere touch
Cut me into little pieces
昨日までのことだけを考えたら
僕は元気で明るい 陽気な男だった
楽しみだった 僕が務めるはずだった
ごく一部だけがつかめる幸せが
でも落としいれられたように
現実が押し迫って来て
何の前触れもなく 僕を粉々にしたんだ
Leaving me to doubt
Talk about, god in his mercy
Oh, if he really does exist
Why did he desert me
In my hour of need
I truly am indeed
Alone again, naturally
僕に疑いの心だけを残して
神にある慈悲が何か 自分に問う
ああ もし神がいるのならば
なぜ一番求めているときに
あなたは僕を見捨てたの?
そしてまた 僕は本当に
ひとりぼっちになってしまった ごく自然に…
It seems to me that
There are more hearts broken in the world
That can’t be mended
Left unattended
What do we do, what do we do
この世界にはまだ他にも
救われない心がたくさんあって
誰も治しちゃくれないまま
忘れ去られて行くんだろうな
僕らはどうすればいいのだろう
何をしてあげられるのだろう
Alone again, natirally
また一人になってしまった ごく自然に…
Looking back over the years
And whatever else that appears
I remember I cried when my father died
Never wising to hide the tears
And at sixty-five years old
My mother, god rest her soul
Couldn’t understand why the only man
She had ever loved had been taken
Leaving her to start
With a heart so badly broken
Despite encouragement from me
No words were ever spoken
And when she passed away
I cried and cried all day
Alone again, naturally
Alone again, naturally
何年も前のことを振り返る
前にもこんなことがあったなと
思い出したよ 父が亡くなったとき
僕は泣き明かして 涙もろくに拭わなかった
そして母が65歳のとき 彼女は亡くなった
僕は理解できなかった なぜ愛した唯一の人を
奪われ 傷ついたまま生きていかなければならないのか
彼女はどんどん喋らなくなっていた
僕が励ましたのにも関わらず
そして 彼女が亡くなったとき
僕は一日中 泣いて 泣き続けた
そしてひとりぼっちになったんだ ごく自然に
また一人になるんだ 今までがそうであったように…(最後のフレーズ意訳してみた🤓)
なんとも陰鬱な歌詞やね(。ŏ﹏ŏ)これが日本語の曲なら売れてなかったかも…❝知らぬが仏❞ ってとこか… (。ŏ﹏ŏ)仏になろうとしてるしね( ・ั﹏・ั)
ジョンは本人が歌ってるよ
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「Alone Again」、これも言わずとしれた名曲ですね。私はこのタイトルを聞くといつもカーラ・ボノフ作リンダ・ロンシュタットの「またひとりぼっち〜Lose Again」を条件反射的に思い出してしまいます。
先日お伝えしたリンダのドキュメンタリーでもフィーチャーされていた名曲です。
「Alone Again」がヒットした時はまだ小学生だったので、学生時代は「Alone Again naturally」の部分の最後の「また一人ぼっち、自然に。」、特に「naturally」の部分の訳がしっくりきませんでした。
最近気付いたのですが、「naturally」には「当然」という意味があることを知りました。英語だけに複数の意味が重層的になっていると思いますが、私には「(ということで)当然、また一人ぼっち。」という風に理解して腑に落ちました。個人的な見解ですが。
Naturally…ごく自然に…というだけでは深みがない。ボビーさんの言うように「当たり前のように」という一歩、踏み込んだ和訳がいいと思う。それを更に深めて「今までそうであったように」と、してみた。
カーラー・ボノフよりも、リンダ・ロンシュタットの最高傑作!『風にさらわれた恋』の1曲目に入ってたよね??こんなバラードが1曲目に入ってるのは珍しいね。
でも、それがかえってリンダの歌の巧さを際立たせた気がするよ。
デビューから既に、7枚目のアルバムやしね。円熟のヴォーカルだよ。
さすが、よくご存知で。
「風にさらわれた恋」のアルバム・ジャケットも大好きです。