今の映画業界っ、てどうなってんの?(゜o゜;クリスマス・シーズンなのに、クリスマスっぽい映画が0だ!『翔んで埼玉』や『ゴジラ』、『窓際のトットちゃん』とか、全く、クリスマス時期に観たいと全く思わない。
昔は良かった…という、ジジイやないけど、旧き良き事大には、スティーヴン・スピルバーグ監督が毎年、映画ファンに素敵なクリスマス・ファンタジー🎄を贈ってくれた。『ホーム・アローン』『グレムリン』『ニューヨーク東8番街の奇跡』『ホリディ』等、楽しいクリスマスシネマがあった。さらに昔は、12月になると🔫007シリーズが毎年やって来たし、クリスマスシーズンには、彼女とそんなクリスマス🎄ムーヴィーを観に行っていた。
それがここ10年特に、クリスマスに特化した映画もないし、話題作も思いつかない。いく、ら、ネットの時代だとは言え、あまりにも寂しくないか⁉️なんか夢が失われつつあるような気がしてならない。(。•́︿•̀。)
それなら、自分からサブスクで。過去のクリスマス・テイストの名作も観るしかない。そこでオイラは、U-NEXTでこの映画を選んだ。
主演ははロバート・デ・ニーロ&メリル・ストリープ。ニューヨークを舞台に、互いに家庭のある男女の”純粋な”不倫の恋を描いた作品。
音楽も、デイブ・グルーシンで、NYの街に、大人の恋愛によくにあう。特に、デイヴ・グルーシンの名曲✨”Mountain Dance”デイブ・グルーシンの鍵盤を転がるようなピアノがとても心地良い(*˘︶˘*).。*♡
“大人の恋”とは、とどのつまり”不倫”になるんだろう。家庭がある人はもう恋愛してはいけないのか…倫理ではダメに決まってる。でも、惹かれ合ってしまったらどうするんだろう…🤔たった一度きりの人生。自分の納得のゆく生き方を選べばいいのではないだろうか…
この作品は、不倫に有りがちなドロドロしたものではなく、とてもピュアなミドル・エイジの不倫の作品だ。可愛く思えるくらいの、フランクとモーリーのピュアな恋愛物語なのだ。一言で言えば”不倫の純愛物語”フランク、モーリーが愛らしい( ꈍᴗꈍ)
劇中で、駅で待ち合わせして、大幅に遅刻したフランク(ロバート・デ・ニーロ)が、もう来ない…と、諦めつつも、フランクに会いたい一心で、待っているモーリー(メリル・ストリープ)フランクが駆けつけた駅から、電車が出てしまって「間に合わなかったか…」と、肩を落とすフランクの後ろに映るモーリーが、雑踏の奥に、モーリーがいた。「フランク!」と、叫んんでフランクが振り返った瞬間!愛しのモーリーがずっと待っていた…二人の抑えてきた感情が一気に、溢れ出す瞬間だ。そのシーンで胸が一杯になった(TT)そして、ラスト・シーンがたまらない。待っていたのは別離ではなく、出逢いだったのだ。
ロバート・デニーロとメリル・ストリープの名優の演技が自然で素晴らしい!メリルは葛藤”する演技がとても上手い!『マディソン郡の橋』のクリント・イーストウッドを追いかける…留まるか…その究極の葛藤の演技は圧巻だった。
人生は”葛藤”にぶつかった時にどういう決断!を下すか…これが、その後の人生に大きく影響するもの。『人生は、葛藤と決断の繰り返し』時に、何が正しくて、何が間違いか…わからなくなる。🤔 ただ、人生には”流れ”というものがある。そのチャンスの前髪掴み損ねると、後に、後ろ髪を引かれる思いに苛まれてしまうかも知れない。