クリスマスが接近してくると、非常に焦る!台風かっ!(⑉⊙ȏ⊙) とにかく1年で1番のビッグ・イヴェントやからね。彼女がいないクリスマス…いわゆるクリスマス・ボッチ
は、何ならテストを白紙で出すようなもんだ。ウン??
イヴに街へ出ると、ラヴァーズ達が楽しそうにデートしてる
のを見ると、俺は一体、何をしてるんや??
ってなる。
大学の時に、またそんなピンチが襲ってきた!このままではいかん!(@_@;) こうなると例の”突然家電
作戦!”しかない!誰に紹介してもらったのか思い出せない。(>0<;)鬼
記憶力のオイラでも確証はないけど、おそらく大阪の松原市に住んでいた大学の時の連れ、キリン
(オイラが付けたあだ名)ではないかな?と思う。12年ぶりに会って確認してみようか…
キリンは、俺に彼女の家電の番号を教えてくれたので、例によって”突然家電
大作戦
”に出た。キリンはこう言っていた。
キリン「彼女は、スタイル抜群やし、背も高い…髪の毛はソバージュ・ロングヘアで、顔が小さくて性格もさっぱりしてるし、肌が小麦色のサーファーやで」
俺「ええがな〜ええがな!サーファー
ガール
」「で、誰に似てんの?」
キリン「せやなぁ〜杏里かな?」
俺「アッアッ…杏里」
「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!杏里めっちゃ好きや!ヨッシャァ
」

もうクリスマス直前だったので、凝りもせずに見ず知らずの女とクリスマス・イヴ・デート
にこぎつけた。いきなりの電話でも、スムースに話は進み、イヴに会うことにになった。彼女は天下茶屋の松虫に住んでるので待ち合わせは心斎橋のPARCO前にした。
いつものことやけど、全く緊張はしなかった。だって来るのは杏里やで楽しみしかないやん!
杏里はとても想像が容易い。時間通りに彼女は現れた。頭にはずっと杏里の曲が流れていた♬遠目から見ると、たしかに杏里に雰囲気は似ている
偽杏里「こんにちは!◯△□です。斎藤君やね?」
俺「清六やないで!」
偽杏里「笑」
※初顔合わせの出会い頭には、こんな一ボケが肝心!コレで相手の緊張が一気に解消される
俺「あっ杏里さんね」いきなりイヴに呼び出してゴメンな(;´∀`)」(頭は杏里で一杯だったんでつい‥杏里の名前が出た訳)
杏里「エッ杏里って??似てるかな?
…まっいいか…ホンマ、ビックリするわ!(笑)いきなりクリスマス独りなら会わへん
やもん(笑)」「で、どこに連れていってくれるん?」
俺「そやね、とりあえずがアメリカ村で茶でもどない…ケーキ
付きで‥
」
偽杏里「おっ!いいねぇ〜付きかぁ〜
行こうよ
」
ヨシ!掴みは上々だ…( ̄ー ̄)ニヤリ

実は、俺は急激にテンションが下がっていた何故なら杏里とはかけ離れていたお顔をしていたからだ。たしかに身長は杏里のように、170cmはあったし、SASSOONのジーンズにトニー・ラマのブーツ、明るいブラウンのレザーのJKTを羽織った典型的なミナミのサーファー・ガールのいで立ちだった。髪型もソバージュだし、顔も小さめで、ほんのり陽焼けしていた。
だけど、似ているのはそこまでで、肝心のお顔が全く杏里ではないのだ! 失礼やけど、誰に…というか、何に似てるとかと言うと、”大巨獣ガッパ”なのだ。

どこが??と言われると、自分でもよくわからない。あだ名というのは、考えて付けるものではなく、その瞬間!に、「似ている」と、閃くものだ。本当に自分で酷いとは思うけど、大巨獣ガッパなのだ。そう思ってしまったのだから仕方ない…
オイラは、子供の頃からとにかく、あだ名を付けるのが特技だった。付けたあだ名が、その人の本名よりも有名になるのだ。
本人もかなり杏里を意識してるので、「杏里に似てるやん」と、言うしかなかった。心のなかでは「思い切りアメリカ〜ン♪やなくて、思い切りガッパや〜ん♪!
」と、オイラは口の中のガムを道に吐き捨てるように、横を向いて毒づいていた。(酷いとは思うけどまだ弱冠19歳だし許して!
)でも、せっかくなんやし楽しく過ごすか…
と、思い直した。なんしか今日は、クリスマス・イヴ
なんだし、彼女にはなんの罪もないのだから…
俺は彼女に「世良公則に似てるね」と言われた。当時。ちょくちょくそう言われる事もあったので特に喜ぶことはなかった。でも、ちょっと嬉しかったフフ…( ̄ー ̄)
“Wow oh Wow oh Wow oh“と、世良公則&ツイストの”性”の歌真似を一丁、かましてやった( ̄ー ̄)ニヤリ ガッパは笑っていた
物真似がウケると一気に距離が詰まるから便利だ。絶対に笑いを取れるから!オイラは、色んな物真似のレパートリーがあるから、初対面で打ち解ける時に必ず何か一発!かます事にしている。似てなくてもいいのだ。逆に、似てなくても堂々とやればウケるから
「全然、似てへんやん!
」と…そして、似てると感動!
までされたりするし…
まあ、アメリカ村を杏里と世良公則が歩いている…ちゅう話やね!(*ノω・*)テヘ!裏では、ガッパキングコング…つう噂もあったけど…
アメ村の茶店ではジャクソン・ブラウンの”Fountain of Sorrow”が静かに流れていた。そんなラブ&ピースな良い時代のアメ村だった。あの頃のアメ村は最高にFunky!
だった。

俺達は茶を飲みながら他愛のない話をした。偽杏里は丘サーファーだった。もし杏里やったら海に行く時の相棒
にしてたのになぁ〜残念
オイラは、ある意味彼女を”大巨獣ガッパ”だと思いこんでしまい、彼女をろくに女扱いをしていなかった。あまり知らないミナミだったし、クリスマスディナーの店を、どこ予約していいのかも解らなかった。申し訳ない気持ちもなく適当にブラブラして、ミナミのレストランやパブを何軒も当ってみた。もし本当に杏里に似てたら大恥をかくとこだったけど、宗右衛門町のダイヤモンドビルの”DISCO ジジック”なら入れるだろう‥と、高を括っていた。何なら『百番
』でもええかな
…とも思っていた。

まぁ、なんとかラッキーな事に、偽杏里が知ってる5軒めのレストラン・パブにようやく入ることが出来た、偽杏里とは、もう昔からの連れのようになっていた。

飲みながら、波乗りの話や音楽の話、スキーの話、サーフ・ファッション等の話をし、会話は途切れなかった。失礼やけどオイラは、偽杏里を女性として見てなかった。結構オイラは酔ってたんで、調子に乗って大胆にも偽杏里に「今夜泊まろか!?」と、一気に攻めに入った。(19歳の時だから許して!
)オイラは完全に相手を舐めきっていた。
偽杏里の顔が一瞬で険しくなってこう言った。「今日会ったばかりの人と、あたしはそんなことせーへんわ!あたしを軽くみんといて!」と、口撃を受けた!

オイラは、大巨獣ガッパが口から出す熱線をモロに浴びて、真っ黒焦げになってしまった。

【完】

あいそづかしの 言葉が
駄目なあんたに 似合いさと
いつもオマエは 笑うのさ
男の心の 裏側に
つばを吐きかけ なじる
そんなことの できるやつ
まるで素肌を さらしといて
想い出ひとつも 残せない
悲しい女に なっちまったよ
Tonight Tonight Tonight Tonight
今夜こそ オマエをおとしてみせる
それから偽杏里とは、1回だけ会っただけだった。でも、ガッパには感謝していた。24日のイヴを埋めてくれたのだから…
作詞:LINDA HENNRICK 作曲:杏里 編曲:林 哲司
ーPSー
Xの文言で、『アンクル・トム』、やなくて『アンクル・サム』だったと思うのでに訂正します。そういえばその服屋『アンクル・サム』の2Fに、DJマーキーがやってた古着屋があったよね。



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東宝のゴジラや大映のガメラではなく、マイナーなガッパに例えるあたりは物悲しくて良いですね。
しかもガッパに振られるエロガッパ、「エー、鳳啓助でございます。」を想像されて、ナイスですね~!
オイラは、神戸のLIBROの猫娘やベティちゃんがいる『妖怪コンパ』に、何度も参加したわ。