赤いスィートピー
作詞:松本隆 作曲:松任谷由実
松田聖子の楽曲の中で特に人気の高い曲の一つであり、聖子自身も好きな曲として挙げる事が多い。
また、この曲を境に女性のファンの比率が上がったと語っている。
当時は『ブリっ子』『泣き真似』と揶揄され、女性にはその『あざとさ』が嫌われていたので、女性に人気があまりなかった。
マッサンの戦略
それが、松任谷由実作曲による聖子への最初の提供曲🎵で、当時女性に絶大なる影響力があったユーミンが楽曲を提供したことで、聖子自身も女性ファンの獲得に成功した。
一流のSSWに作曲を依頼したのは、松本隆氏(以下、マッサン)の戦略でもあった。
レジェンド、筒美京平氏に作曲を頼まなかったのは聖子の可能性を見いだし、単なるアイドル歌手にはしたくなく、作曲陣に財津和夫、ユーミン、大瀧詠一、細野晴臣のニューミュージックのSSWに依頼したのが功を奏したのだ。
まして、大滝詠一氏も細野晴臣氏もはっぴいえんどの仲間だもの頼みやすいハズ。
ニューミュージックしか聴かなかった耳の肥えたファンも増え、「とんでもないシンガーになる!」というのが見えていたんだろうね。
これは呉田軽穂こと松任谷由実(ユーミン)作曲による最初のシングルであり、作詞家の松本隆の依頼に対し松任谷は「ライバルに曲を書くのは嫌だ」と、断固拒否したが、結局、ペンネーム使用を条件にこの依頼を引き受けたのだという。
【赤いスイトピー】
“春色の汽車に乗って海に連れて行ってよ〜♪
煙草の匂いのシャツにそっと寄りそうから〜♪”
愛煙家🚬 -だった当時の俺は、特に“煙草の匂いのシャツに〜”のフレーズが気に入っていた。
煙草を吸う年上の彼…というのが想像出来て、「聖子ちゃんもやるのぉ~」と思った(笑)
色と匂いが重要なファクター
マッサンの歌詞には色や匂いが重要なファクターになってると。
五感✨に訴えるマッサンが詩を作るうえでの重要な手法なのだ。
マッサンの十八番の、色で始まる歌詞や色が歌詞の中に出てくる名曲は多い。
竹内まりや ”September“
辛子色のシャツ〜”
松田聖子 “瞳はダイアモンド”
映画色の街〜
大瀧詠一の“君は天然色”やチューリップの“夏色のおもいで”松田聖子の“蒼いフォトグラフ” “白いパラソル” “小麦色のマーメイド ”ピンクのモーツァルト”などがある。
実は。マッサンは『色男』で『匂いフェチ』だと推測出来る(笑)
ところで、何故松田聖子は本名の『蒲池法子』として売り出さなかったのか…
それには、サンミュージックには◯田◯子の法則があったのだ。
桜田淳子 松田聖子 岡田有希子etc
もし、本名でデビューしてたならここまでカリスマになっていただろうか…
そういう意味では芸名はとても大事だ。
もし本名の蒲池でデビューしてたら下手をすれば「カマチタレ!」と、言われたかもしれない。
それはないか…🤣
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「知り合った日から半年過ぎても、あなたって手も握らない」と松本隆にイメージさせた娘は、自分で作詞すると「誘ってあげる、ロマンチックに、kissが欲しいの?ホラ、くちびるにNetwork!」と本性を現します。
多分、実際は1ヶ月もしないうちにE〜気持ちなんでしょうね。
沖田君か!(笑)
知り合って半年過ぎても手も握れない…
「あると思います!」
付き合い始めに、A➡B➡Cとスムースに関係を進めないと、E~気持ち(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ❤︎にはなれんですよ!
敢えて、プラトニックでいる関係も悪くないけどね。