🌟♡Street Dancer🌟🎙岩崎宏美

《シティ・ポップ〜多幸感💛音楽🎶》

Street Dancerは、岩崎宏美の9thオリジナル・アルバム『Wish』の中にあって、和製AORの最高峰を極めたと言えるミディアム・チューンである。

作詞:橋本淳、作編曲:筒美京平の黄金✨コンビの作品だ。 まずは京平先生の元ネタはコレ!ジム・フォトグロの”Beg, Borrow, Or Steal “(1980)である。1980年当時、サーファーやAORファンに人気があったジム・フォトグロの人気曲♡だ。京平先生はこんなレコードなんかも聴いていたのか(⁠☉⁠。⁠☉⁠)⁠!とにかく驚きだ!

そして、明らかに元ネタにも負けないクォリティーに仕上げる手腕は恐るべし!(⁠ʘ⁠ᗩ⁠ʘ⁠’⁠)

名曲は模倣から始まる“だ。(⁠◠⁠‿⁠◕⁠)

間奏・後奏のDon Markeseアルトサックスソロが さすが本場の音!と思わせるインプロヴィゼイション(即興)である。 

そして、岩崎宏美という歌手は、どんなジャンルであれ、サラッと素敵に歌ってしまう。流石は歌巧の天才✨シンガーだ。筒美京平氏もさぞかし手がかからない彼女を気に入っていたんだろう。癖のない歌い方だから、AORテイストの曲も軽くこなしてしまうのだ。朗々と歌うシンガーでは、AORを歌うには難しい。

アルバムタイトル Wish/岩崎 宏美

全作曲・編曲: 筒美京平(特記以外)

  1. WISHES
  2. 五線紙のカウボーイ
    • 作詞: 橋本淳
  3. SYMPATHY
  4. STREET DANCER
    • 作詞: 橋本淳
  5. KISS AGAIN
  6. HALF MOON
    • 作詞: 康珍化、編曲: 後藤次利
  7. 女優
    • 作詞: なかにし礼、編曲: 後藤次利
      • アルバム・ヴァージョンで収録(表記なし)
  8. ROSE
    • 作詞: なかにし礼、編曲: 後藤次利
  9. 処女航海
  10. 夕凪海岸
  11. 最後の旅
    • 作詞: 山川啓介、編曲: 戸塚修
  12. WISHES(リプライズ)
    • 作詞: 橋本淳

さて、6月はジュリーのランキング特集を約1ヶ月間やってみますか!

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3件のコメント

筒美京平先生の飽くなき探求心にはいつも頭が下がります。
80年代の中頃、ある女性アイドルのシングルカットされていないアルバム曲を聴いていると、半年前ぐらいにリリースされたイギリスのニューウェイブ系グループの大して売れていない曲にクリソツなサウンドが聴こえてきて、驚いてクレジットを見ると作曲・筒美京平とありました。
40代を過ぎていた京平先生が、自身の好みではないような最新のディープな曲までチェックを入れていることに驚きを隠せませんでした。
彼の場合、パクリ疑惑は多々ありますが、それを超えて尊敬の念しか私は感じません。
アレンジや曲作りの早さも含めて、こんな天才作曲家と同時代に生きれたことを幸せに思います。

俺は音楽を好きになった小4の頃から、筒美京平氏の曲を聴いていた。都倉俊一や平尾昌晃氏もいたけど、断トツに筒美京平氏の曲が好きやった。

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saichin
【サイチンのプロフィール】 某大手音楽ソフトリテイラーとして、長きにわたりマネージャーを務め、その後カリフォルニアスタイルのロングボードサーフ&ファッション・ショップを12年経営した。 ロングボード、ウィンドサーフィン、スキー、スノーボードなどの横乗り系スポーツ、バイク、車、ファッション、映画、旅行、雑貨、B級グルメ等、多岐の趣味を持つ。 音楽に関しては、洋楽、J−POPSのジャンルを問わず、広い知識を持つ。 特に、80年代J−POPSには無類の知識を持っている。 ユーミン、山下 達郎、竹内 まりや、サザン・オール・スターズ、角松 敏生、須藤薫、村田 和人、南 佳孝、稲垣 潤一、今井 美樹、芳野 藤丸(SHOGUN)、大瀧 詠一&ナイアガラ関連etc… 洋楽では70‘sフォーク・ロック、80‘sAOR、フュージョンの知識は豊富である。 所有レコード2000枚以上、CD2000枚以上。(ピーク時) 好きな言葉は"Free&Easy"と"POP"  座右の銘は"明日は明日の風が吹く" そんな"ポップ"なウェア、雑貨、CD&レコードをヤフオクやメルカリにも出品している。 AOR&ウェスト・コースト関連レコード約400枚購入希望の方はコメント欄からお願いします。