《シティ・ポップ〜多幸感💛音楽🎶》
Street Dancerは、岩崎宏美の9thオリジナル・アルバム『Wish』の中にあって、和製AORの最高峰を極めたと言えるミディアム・チューンである。
作詞:橋本淳、作編曲:筒美京平の黄金✨コンビの作品だ。 まずは京平先生の元ネタはコレ!ジム・フォトグロの”Beg, Borrow, Or Steal “(1980)である。1980年当時、サーファーやAORファンに人気があったジム・フォトグロの人気曲♡だ。京平先生はこんなレコードなんかも聴いていたのか(☉。☉)!とにかく驚きだ!
そして、明らかに元ネタにも負けないクォリティーに仕上げる手腕は恐るべし!(ʘᗩʘ’)
“名曲は模倣から始まる“だ。(◠‿◕)
間奏・後奏のDon Markeseアルトサックスソロが さすが本場の音!と思わせるインプロヴィゼイション(即興)である。
そして、岩崎宏美という歌手は、どんなジャンルであれ、サラッと素敵に歌ってしまう。流石は歌巧の天才✨シンガーだ。筒美京平氏もさぞかし手がかからない彼女を気に入っていたんだろう。癖のない歌い方だから、AORテイストの曲も軽くこなしてしまうのだ。朗々と歌うシンガーでは、AORを歌うには難しい。
アルバムタイトル Wish/岩崎 宏美
全作曲・編曲: 筒美京平(特記以外)
さて、6月はジュリーのランキング特集を約1ヶ月間やってみますか!
筒美京平先生の飽くなき探求心にはいつも頭が下がります。
80年代の中頃、ある女性アイドルのシングルカットされていないアルバム曲を聴いていると、半年前ぐらいにリリースされたイギリスのニューウェイブ系グループの大して売れていない曲にクリソツなサウンドが聴こえてきて、驚いてクレジットを見ると作曲・筒美京平とありました。
40代を過ぎていた京平先生が、自身の好みではないような最新のディープな曲までチェックを入れていることに驚きを隠せませんでした。
彼の場合、パクリ疑惑は多々ありますが、それを超えて尊敬の念しか私は感じません。
アレンジや曲作りの早さも含めて、こんな天才作曲家と同時代に生きれたことを幸せに思います。
俺は音楽を好きになった小4の頃から、筒美京平氏の曲を聴いていた。都倉俊一や平尾昌晃氏もいたけど、断トツに筒美京平氏の曲が好きやった。
御意!!まさに天才コンポーザー。2700曲以上の作品数は驚異!