《J-POP♬シティ・ポップ🎶》
🌟”空と海の輝きに向けて“は、荒井由実のデビュー✨シングル”返事はいらない“のB面曲。荒井由実のデビュー・アルバムひこうき雲収録曲。
⚪”返事はいらない“シングル盤リリース:1972年7月5日
⚪『ひこうき雲』アルバムリリース:1973年(昭和48年)11月20日
本作にはデビュー・シングル曲”返事はいらない”や翌年のシングル曲”きっと言える”」とそのB面の”ひこうき雲”が収録されている。デビュー・シングルは300枚しか売れなかったため『幻のデビュー・シングル』とも呼ばれており、荒井の名を広く知らしめたのは後者の2曲である。フォーク全盛の当時において、プロコル・ハルムやミッシェル・ポルナレフの影響を受けたとされる荒井由美の作品は、衝撃を持って受け止められた。
それにしてもこの”空と海の輝きに向けて”の歌詞が、弱冠17歳の少女が書いたのだから、コレはもう神が書いた曲と、言わざるを得ない。
その壮大な世界観をこの少女は既に持っていたのだから…
月のまなざしが まだ残る空に
やさしい潮風が門出を告げる
この人生の青い海原に
おまえは ただひとり帆をあげる
遠い波の彼方に金色の光がある
永遠の輝きに生命のかじをとろう
果てない旅路にやすらぎを求めて
いつしか かの胸にいかりをおろす
呼び合う世界で空と海が出会う
おまえは歌になり流れていく
遠い波の彼方に金色の光がある
永遠の輝きに生命のかじをとろう
遠い波の彼方に金色の光がある
永遠の輝きに生命のかじをとろう
『14番目の月』のアルバムに収録されている”朝日の中で微笑んで”も、『悲しいほどお天気』のラスト・チューンの”さまよいの果て波は寄せる”も、”空と海の輝きに向けて”に通ずる、スケールの大きな曲だ。ユーミンの瑞々しい感性✨が溢れ出す名曲♬
その壮大さ、神々しさ✨は、ユーミンにしか書けない曲であり、こういう曲を聴くと、もしかしてユーミンは『神』の化身ではないのだろうか…🤔と、ふと思ってしまうのだ。
「空と海の輝きに向けて」、発売当時は知りませんでしたが、1972年でこのサウンドは凄い!
「わたしの城下町」や「女のみち」が流行っていた頃ですからね。
フォークでも「旅の宿」や「さなえちゃん」の頃です。
このスケールの大きいメロディやサウンドは日本では少し早すぎたのかもしれないですね。
まさに当時の洋楽水準です。
間違って、天地真理にはまっていた小6には、届いてこない音楽でした。
その少年がユーミンを知るのは「銀座ナウ!」にホットパンツ姿で出演し、「ルージュの伝言」を歌っていた、それから2年後のことでした。