アルバム”ロング・ラン”が1979年9月にリリースされる前の4月、ソロ名義でサントラに収録されてリリースされていた。ジョー・ウォルシュのソロ曲❝In The City❞がイーグルスヴァージョンで後からイーグルスのアルバムに収録された、ということなのでした。知らなかったな。
❝In The City❞は、1979年のリリースされた6枚目のスタジオ録音アルバムThe Long Runに収録された曲で、リードヴォーカルはJoe Walsh。シングルカットはされてないが、Eaglesファンの間では人気の一曲。当初は、映画『The Worriors』の挿入歌としてJoe Walshがソロでレコーディングしたけど、The Long Run制作に際してEaglesとして新たに再録音した。
この曲はシングルとしてはリリースされなかったが、アメリカではアルバム志向のロックラジオ📻️で人気となり、ジョー・ウォルシュのコンサートの定番となった。また、イーグルスの1994年のアルバム『ヘル・フリーゼズ・オーバー』とビデオにも収録されており、このヴァージョンでは、曲はビートルズ🍏の1966年のヒット曲❝デイ・トリッパー❞のギターフックのスローバージョンで終わる。
イーグルスに加入する前から、ジェイムス・ギャングのメンバーとして、音楽業界ではその名が知られていた。
1974年のアルバム『ソー・ホワット』にはグレン・フライ、ドン・ヘンリー、ランディ・マイズナーが参加しており、イーグルスの代表的アルバム『ホテル・カリフォルニア』のプロデューサーを務めたビル・シムジクをイーグルスと引き合わせたのは、ウォルシュである(シムジクとウォルシュはジェイムス・ギャング時代から共に仕事をしていた)。ウォルシュ加入後のイーグルスも、ステージでウォルシュやジェイムス・ギャングの曲を演奏している。1978年にはソロ・アルバム『ロスからの蒼い風』を発表し、このアルバムからカットされたシングル❝この人生に賭けて〜Life’s Been Good❞(全米🇺🇸第12位、アルバムでは8分を超える大作)とともに、自身最大のヒットを収めた。
コースト・カントリー・ロックのイーグルスファンは、ジョー・ウォルシュがイーグルスをブッ壊したとか、いうファンがいたけど、馬鹿を言っちゃいけないなぁ〜🤠彼がいなければ、ロック界の金字塔✨️❝ホテル・カリフォルニア❞は、生まれていなかったかも知れない🤔…
❝呪われた夜❞〜One of These Nights❞からジョー・ウォルシュはイーグルスに加入したけどカントリー・ロックバンドから、世界的ロック・バンドに成長したのは、ジョー・ウォルシュが加入したのがきっかけとなったからだ。プロデューサーのビル・シムジクをイーグルスに会わせた功績はデカい!
確かにおいらも若い時は、バンジョー弾きのバーニー・レドンが脱退したことで、カントリー色が薄まったのは事実で、爽やかで海が似合うサウンドが影を潜めたのは少し残念だった。初期のイーグルスのアルバムは、70年代サーファー全員のバイブルだったからね。みんなアルバムやカセットを持ってたよ。
ジョー・ウォルシュは、魔法使いだったのか…(顔はそう見える)おいらにとってはクレイジー・ジョーだ。