ソニーから移籍後、ピチカート・ファイヴの小西康陽によるサウンド・プロデュースでリリースされた、須藤薫のハミングバード第1弾アルバムに収録曲❝春の陽射し❞
冒頭の出だしが、ドラムブレイク💥から始まるこの曲🎶が大瀧サウンド🎵に似てるのは、ウォール・オブ・サウンドを意識して作ったからやね。
まさにウォール・オブ・サウンド✨️
ロネッツ、クリスタルズなどのいわゆる❝スペクター・サウンドを❝1980年代末の手法で表現したらどうなるのか?❞というテーマの元、良質な楽曲をずらりと揃え、それを須藤薫が優れた歌唱力で表現した極めて良質な作品。このアルバムには、スペクター作品の最高峰と呼ばれるアイク&ティナ・ターナーの❝River Deep Mountain High❞にインスパイアを受けた❝恋のマニュアル・ブック❞という曲も入ってる。
後に再評価されたピチカート・ファイヴの『カップルズ』発売後に小西康陽がプロデュースしたこともあり、ピチカート・ファンのみならず多くのポップス・ファンから注目され、再発が今最も待ち望まれている1枚でもある。おいらはレコードもCD持ってる🤠 持ってる男だから(笑)
この曲は特に、ウォール・オブ・サウンドとして作られた。杉真理から離れてしまった分、おいらは少しキャッチーさが影を潜めた気がする🤔…あの、弾けるようなポップでキュートなキャンパス・ソングが好きだっただけに、大人になった須藤薫サウンドは、彼女自身の歌唱自体、抑え気味と感じた。とはいえ、新井正人氏のメロディラインは、少しセンチメンタルで大人になった薫ちゃんには合っていると思う。そして春風に乗った薫ちゃんの浮遊したようなラヴリー💟ヴォイスが春らしい( ꈍᴗꈍ)。

でも聖子ちゃんが、小田裕一郎から離れ、松本隆のプロデュースに変わったときと似たような感傷を感じた。そしてバック・コーラスが少し強めの❝花散らしの春風❞のように感じたりして…
須藤薫は、おいらの❝心のシンガー(多幸感を感じる)❞なのは変わらない。(*˘︶˘*).。*♡
ストリングスアレンジ:松任谷正隆
ちぇるしぃとマンタの共同ワークスは珍しい。はっぴいえんどとティン・パン・アレーの関係性やね。マイ・スィート・ロードのギターリフが入ってるのはいかにも多羅尾伴内の微笑ましいアレンジ🎼らしい。
パクったハリスンをパクったちぇるしぃ(≧▽≦)
パクリというななかれ!これは大人の遊び洒落の類だ。
でも聴いているとなんか幸せな気分になるよね〜( ꈍᴗꈍ)しかし、大瀧詠一の作詞力も松本隆に負けてないね〜こんな女の子の気持ちをさらっと書いてしまうんだから

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